『喉が痛いならはちみつがいいよ!!』
こんな言葉を、聞いたことがありませんか??
はちみつの効果の一つに、「抗菌作用や抗炎症作用」があり、風邪の予防や咳・喉の痛みに効果が期待できると言われています。

「抗菌化作用」や「抗炎症作用」ってどんな作用なんだろう?
詳しく見ていきましょう♫
抗菌作用
はちみつには、「抗菌作用」(微生物や細菌の増殖を抑制する効果)があります。
具体的な仕組みは3つあります。
①高い浸透圧
はちみつは約80%が糖分で、非常に高い浸透圧を持っています。この濃縮状態により、細菌の細胞内から水分を奪い、微生物が生存できない環境を作ります。
②酵素による過酸化水素の生成
ミツバチがはちみつを作る際に分泌する「グルコースオキシダーゼ」という酵素が、グルコースを酸化して過酸化水素を生成します。この過酸化酸素は強い酸化力を持ち、細菌を死滅させます。
③酸性環境
はちみつのPHは約4以下と酸性で、多くの細菌が成長するために必要な中性環境(PH7)とは大きく異なります。この酸性条件も細菌の増殖を抑制します。
これらの要因が組み合わさり、はちみつは強力な抗菌作用を発揮します。
しかし、水で薄めたり熱や光にさらすと、その効果が低下することもあります。



細菌が増殖しない環境なので、純粋のはちみつの賞味期限は2年ほどあります。
抗炎症作用
はちみつには、「抗炎症作用」(炎症を抑える効果)があります。
その効果は、はちみつに含まれる抗炎症作用の成分によって発揮されると言われています。
①フラボノイド
抗酸化物質で、活性酸素を除去することで炎症を抑制する効果が期待できます。
②グルコン酸
有機酸の一種で、ビフィズス菌を増やす効果があるため、腸内環境を整えて免疫力を高めます。
毎日スプーン1杯のはちみつを


上記のように、はちみつには抗炎症作用・抗殺菌作用を持ち私達の風邪予防や、症状緩和に一役買ってくれます。
海外の文献には、『咳や風邪の治療には市販薬よりもはちみつのほうが有効である可能性がある』といった報告もあるようです(^O^)/
食べるはちみつの量は1日スプーン1杯がいいと言われています。



はちみつを選ぶ際は、はちみつ本来の栄養を残している無添加・非加熱の純粋はちみつを選びましょう!
はちみつは糖分なのでとりすぎには注意です!
では、快適なはちみつライフを送りましょう♫
私はコーヒーにはちみつを入れて飲むのが好きです(^O^)/